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3DCG Blenderで実寸モデリング

3DCGのBlenderを使って、実寸(原寸)のサイズでモデリングをしていく設定やTipsの紹介をしていきます。プロダクトデザインや3Dプリント用のデータ作成にはかなり良いと思います。

3Dプリント用に出力するSTLの設定

自分用メモ

単位をmm単位にして実寸でモデリングしている場合は、STLをそのままの尺度で出力すればそのままのサイズで3Dプリントすることができます。

特に変わった設定はないのですが、メモとして書いておきます。

ちなみに出力時の座標軸設定などはShapewaysに合わせて考えています。

 

実寸でモデリングしたい方はこちらの記事から

blender3d.isopro91.com

1.出力したいオブジェクトを選択してSTL出力

f:id:isopro:20170115003304p:plain

STL出力するときに、すべてのオブジェクトを出力してしまうと、非表示状態のオブジェクトなども一緒に出力されてしまいますので、出力したいものだけを選択状態にしておきます。

その後、ファイルからエクスポートのSTLをクリックします。

 

f:id:isopro:20170115003433p:plain

STL出力のときは、通常の保存と同様にファイル名や保存先を決められます。

ここで重要なのはSTL出力の設定ですが、座標軸の設定と選択物のみというチェックだけです。

今回は、Shapewaysという3Dプリント出力&販売サービスを利用します。このサービスで利用されている座標軸に合わせるために、上を「-Yが上」に変更しておきます。

ここは相手のソフトによって変える必要があります。(変えなくても相手側で修正することはできる)

それから選択物のみにチェックを必ずいれておきます。

 

これで保存すればSTL出力完了です。

拡大縮小などはいじりません。

元々実寸でモデリングされていれば、そのままのサイズで出力されます。

 

2.STLのチェック

f:id:isopro:20170115003840p:plain

続いて出力したSTLファイルの破損等がないかを確認するために、Meshmixerを利用します。

今回はなんの問題もなかったのですが、メッシュに重複面などがあると赤や青で該当箇所を示してくれます。

問題があった場合は、大抵の場合Meshmixerで修正すると馬鹿でかいファイルサイズになりますので、基本的にBlenderのデータを修正してSTLを再出力して再確認の流れです。

ほとんどの場合、メッシュの頂点が近すぎてブーリアンが失敗してることが多いです。

なので、ブーリアンのオブジェクトをほんのちょっと動かすだけで直ったりします。

 

今後問題のあるデータを扱うことがあれば追記します。

 

Meshmixerはこちらから

http://www.meshmixer.com/

 

追記:2017/1/17

f:id:isopro:20170117140227p:plain

ブーリアンを行ったデータでは時々あるのですが、メッシュに問題がある場合、MeshmixerでそのSTLデータを開くと、エラー箇所が赤く表示されます。

この状態では3Dプリントが失敗する恐れがありますので、必ず直しましょう。

 

f:id:isopro:20170117140429p:plain

直すといっても、Blenderの元データを再び開いて、問題になっているパーツを少し動かすだけです。

 

f:id:isopro:20170117140504p:plain

これで再度STLを出力してMeshmixerで開いてみると、直っていることを確認できました。

ブーリアンのパーツを動かす以外に、サブディビジョンのレベルを1上げることで直ったりもしますが、大抵はパーツ同士のメッシュの頂点が重複していてエラーが起きているので、位置を動かしてしまうのが一番手っ取り早いです。

 

3.Shapewaysへのアップロード

f:id:isopro:20170115004049p:plain

Shapewaysはアップロード時に単位の設定があります。

ここではmillimetersにしてUploadボタンを押します。

これだけでOKです。

 

他の3Dプリントサービスでも実寸サイズで行えるはずです。

 

Shapewaysはこちらから

https://www.shapeways.com/

 

Shapewaysは世界で(多分)一番でかい3Dプリントサービスです。

 

STL出力の設定云々については以上です。